2020/10/10 10:57

人事評価制度を作成するために、決めることは次の5点です。

 

1.何を評価するのか・・・評価項目、評価基準

 

2.どのように評価するのか・・・ 評価の方法、評価ルール

 

3.誰が評価するのか・・・ 評価者と被評価者の区分

 

4.どのように評価点を計算するのか・・・ 評価項目のウエイト

 

5.評価結果は何に反映されるのか・・・ 指導育成への反映、総合評価の決定

 

 この中の「① 何を評価するのか」と「④ どのように評価点を計算するのか」は評価シートを作成することで完了します。自社の実情にあった独自のものを作る必要があります。

 

 「② どのように評価するのか」は一般的な評価ルールがありますので、それをベースにすればよいでしょう。あまり自社用に変更すると整合性が取れなくなりますので、最初は一般的なルールで行い、どうしても不都合があれば、その時点で変更するようにするのが良いと思います。

 

 「③ 誰が評価するのか」についても、一般的な考えがありますので、それを具体的に自社の組織に当てはめればよいと思います。

 

 「⑤ 評価結果は何に反映されるのか」については、処遇制度との連携になりますが、ここでは処遇に活用するための総合評価の決定の仕方を明確にしておくことが必要です。