2021/11/28 15:50

 評価をするということと、序列をつけたり競争させるということは、別問題として考える必要があります。

序列をつけられることや競争を強いられることを望まない人はいると思いますし、それがいつも好ましいとは思いません。
ただ、評価されることは望んでいるのではないでしょうか。

誰もが、例えば自分の仕事について、お客さん(あるいは上司、あるいは自分自身)が気に入ってくれたかどうかは気になるでしょうし、正しい評価を、できればよい評価をしてほしいと望んでいると思います。
また、そのような気持ちがあるから、レベルアップしていくのだと思います。

「評価=処遇(賃金、賞与)」「評価=差をつけること、序列をつけること」ということではありません。

 仕事の結果や行動に対して、「よいものはほめて欲しい」「いけないものは注意して欲しい」とみな思っており、そして、それが処遇に影響するのであれば、よりよい評価になるようにより頑張ろうとするのではないでしょうか?

悪くても何も反応を示さない、無関心が一番嫌なことだと思います。
「何を評価するか」「基準は何か」「ルールや方法はどうするか」など、検討することはあると思いますが、前提は「正しい評価を望んでいる」「正しい評価は必要だ」ということだと思います。